社会人4年目アプリエンジニア 2017年春までに読んだ本
前回の記事 で本を読むことを今年のTODO目標にしたので、その経過として読んだ本を残しておく。
もしこのブログに誰かが辿り着いたときに、ブログの書き手が誰だかわからないと参考にならないのでプロフィールを再掲しておく
<プロフィール>
・肩書:
社会人4年目 スタートアップのアプリエンジニア
・直近の業務内容
サービス企画(メンバー) →iOS・android開発 (主担当)
・職歴:
一社目 メガベンチャーITコンサル
二社目 人材教育系 新規事業企画
三社目 アプリエンジニア(now)
ということでここから本の話
<仕事系 - 技術書>
・黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書
黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書
- 作者: 筒井俊祐,里山南人,松田承一,笹城戸裕記,毛受崇洋
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/06/18
- メディア: Kindle版
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2016年末からiOSだけでなく、androidも開発することになり、一度中規模のアプリを新規開発→リリースまで行った後に読んだ。
一つプロジェクトを終えたからこそ分かる、一方でプロジェクトを終える前に読んでおくべきだったなーと思うことが多かった。
android開発者なら読んでおいて損は無いと思う。
一日1時間くらい使って5日間で読んだ。
android開発にて日常的にjavaを使うことが増えてきたこともあり、新卒1年目以来にこの本を読んだ。当時は本の3割くらいしか頭に入ってこなかったものの、今だと「あーなるほど」と思える。というか「このパターン考えた人、頭いいなー(当然)」とか思う。
必ずしもこれらのパターンを利用しなくとも
プログラム(というかアーキテクチャ)がどうあるべきかが理解できるようになるので、必読と言われる理由が良くわかる。
一日1時間くらい使って10日くらいで読み終えた。
・Swift実践入門
Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 石川洋資,西山勇世
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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androidの開発が終わり、またiOSのサービス開発が始まったタイミングでこの本が発売されポチった。
swiftの各技術が"何者なのか"を理解でき、この本を通して自分の書くコードの隅々に随分理由を持てるようになった。
良本でした。
一日30分読んで、10日くらいで読み終わった。
<仕事系 - 技術書以外>
・コンサル一年目が学ぶこと
これは自分がITコンサルの新卒1年目だったときに読んだ本。
「何か理由は分からないけど自分の仕事のパフォーマンスが落ちてきた気がする」と思ったので久々に読んだ。
タイトルに「一年目」と書いてあり、仕事の基礎の本であるが4年目の今読んでも良い本だと思う。
なんとなくここ数時の自分の仕事イケてないなーと思うと大体なにかこの基礎が疎かになっている事が多い。
再読なので1時間くらいで読み終わった。
<仕事以外>
・トヨトミの野望
自分はめったに小説は読まないのだけれど、
たまたま、自分の周囲の社長をやっている知人が2人も「最近トヨトミの野望読んで面白かったなー」と言っていたので気になって読んでみた。
純粋に話が面白く、マンガのように読めた。
自分はこれまで1万人規模の企業に勤めたことがなく(最大でも5千人規模)しかもベンチャーばかりなので、普段感じることのない「社内駆け引きでのし上がって、捨てられて、」という大手での王道とされるものを知る良い機会になった。
通勤電車にて毎日1時間ほど読んで
1週間くらいで読み終わった。
・フランス人は10着しか服を持たない
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
- 作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いわゆる自己啓発本、しかも主に女性向けの本なのだが、少し生活習慣を改めたいと思っていたので、何かのきっかけになればと思って読んでみた。
文章は若い女性でも読めるように読みやすく、内容は思っていた以上に良かった。
仕事において、"より少なく・より良く"を意識しているため、それを生活に取り入れるならどのようにかイメージができ、すぐに導入できた。
余談だがレビューを読むと、「私の知り合いのフランス人はそんな生活はしていない!」というレビューがチラホラあり、そういう話じゃあないでしょ、と笑った。
3時間くらいで読み終わった。
・サピエンス全史(上)
仕事をする中で、人の幸せってなんだろうと思っていた時に、この本が目に止まって読み始めた。
結果、上巻ではホモ属の認知革命から始まり、ヒトの生物的な繁栄の話が主で、幸福とは〜のような話には入らなかった。
一方で、純粋に非常に興味深い概念・解釈が多々あり、夢中になって読んでしまった。
この手のアカデミックな書籍にしては、読み手を引き込むような、読みやすい文章だった。
自分は、認知革命とは、自我の芽生えのことだと思い込んできたのだが、どうやら違うようで、抽象概念を形容し、他者に伝えることができるようになったこととのこと。
また集団的虚構(想像)は存在する、という解釈が非常に面白かった。
<まとめ>
以上が2017年
1月〜3月に読んだ本です。
また6月くらいに更新したいな。