社会人4年目アプリエンジニア 2017年春までに読んだ本

前回の記事 で本を読むことを今年のTODO目標にしたので、その経過として読んだ本を残しておく。

 

もしこのブログに誰かが辿り着いたときに、ブログの書き手が誰だかわからないと参考にならないのでプロフィールを再掲しておく

 

<プロフィール>

・肩書:

社会人4年目 スタートアップのアプリエンジニア

 

・直近の業務内容

サービス企画(メンバー) →iOSandroid開発 (主担当)

 

・職歴:

一社目 メガベンチャーITコンサル

二社目 人材教育系 新規事業企画

三社目 アプリエンジニア(now)

 

ということでここから本の話

<仕事系 - 技術書>

・黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書 

黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書

黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書

 

2016年末からiOSだけでなく、androidも開発することになり、一度中規模のアプリを新規開発→リリースまで行った後に読んだ。

一つプロジェクトを終えたからこそ分かる、一方でプロジェクトを終える前に読んでおくべきだったなーと思うことが多かった。

 

android開発者なら読んでおいて損は無いと思う。

一日1時間くらい使って5日間で読んだ。

 

Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

 

android開発にて日常的にjavaを使うことが増えてきたこともあり、新卒1年目以来にこの本を読んだ。当時は本の3割くらいしか頭に入ってこなかったものの、今だと「あーなるほど」と思える。というか「このパターン考えた人、頭いいなー(当然)」とか思う。

必ずしもこれらのパターンを利用しなくとも

プログラム(というかアーキテクチャ)がどうあるべきかが理解できるようになるので、必読と言われる理由が良くわかる。

 

一日1時間くらい使って10日くらいで読み終えた。

 

・Swift実践入門

Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 (WEB+DB PRESS plus)

Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 (WEB+DB PRESS plus)

 

androidの開発が終わり、またiOSのサービス開発が始まったタイミングでこの本が発売されポチった。

swiftの各技術が"何者なのか"を理解でき、この本を通して自分の書くコードの隅々に随分理由を持てるようになった。

良本でした。

 

一日30分読んで、10日くらいで読み終わった。 

 

<仕事系 - 技術書以外>

・コンサル一年目が学ぶこと 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

これは自分がITコンサルの新卒1年目だったときに読んだ本。

「何か理由は分からないけど自分の仕事のパフォーマンスが落ちてきた気がする」と思ったので久々に読んだ。

タイトルに「一年目」と書いてあり、仕事の基礎の本であるが4年目の今読んでも良い本だと思う。

なんとなくここ数時の自分の仕事イケてないなーと思うと大体なにかこの基礎が疎かになっている事が多い。

 

再読なので1時間くらいで読み終わった。

 

<仕事以外>

・トヨトミの野望 

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

 

自分はめったに小説は読まないのだけれど、

たまたま、自分の周囲の社長をやっている知人が2人も「最近トヨトミの野望読んで面白かったなー」と言っていたので気になって読んでみた。

純粋に話が面白く、マンガのように読めた。

自分はこれまで1万人規模の企業に勤めたことがなく(最大でも5千人規模)しかもベンチャーばかりなので、普段感じることのない「社内駆け引きでのし上がって、捨てられて、」という大手での王道とされるものを知る良い機会になった。

 

通勤電車にて毎日1時間ほど読んで

1週間くらいで読み終わった。

 

・フランス人は10着しか服を持たない

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~

 

 いわゆる自己啓発本、しかも主に女性向けの本なのだが、少し生活習慣を改めたいと思っていたので、何かのきっかけになればと思って読んでみた。

 

文章は若い女性でも読めるように読みやすく、内容は思っていた以上に良かった。

仕事において、"より少なく・より良く"を意識しているため、それを生活に取り入れるならどのようにかイメージができ、すぐに導入できた。

 

余談だがレビューを読むと、「私の知り合いのフランス人はそんな生活はしていない!」というレビューがチラホラあり、そういう話じゃあないでしょ、と笑った。

3時間くらいで読み終わった。

 

・サピエンス全史(上)

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

 

 仕事をする中で、人の幸せってなんだろうと思っていた時に、この本が目に止まって読み始めた。

 

結果、上巻ではホモ属の認知革命から始まり、ヒトの生物的な繁栄の話が主で、幸福とは〜のような話には入らなかった。

 

一方で、純粋に非常に興味深い概念・解釈が多々あり、夢中になって読んでしまった。

この手のアカデミックな書籍にしては、読み手を引き込むような、読みやすい文章だった。

 

自分は、認知革命とは、自我の芽生えのことだと思い込んできたのだが、どうやら違うようで、抽象概念を形容し、他者に伝えることができるようになったこととのこと。

 

また集団的虚構(想像)は存在する、という解釈が非常に面白かった。

 

<まとめ>

以上が2017年

1月〜3月に読んだ本です。

また6月くらいに更新したいな。

 

 

2017年のTODO目標

少し遅くなったけれど、

2017年のTODO目標を残しておきたい

 

  1. それなりに本を読む (優先度:高)
  2. システムアーキテクト試験に受かる (優先度:低)

 

1. それなりに本を読む (優先度:高)

「それなりに」というところがポイント。

「年間100冊」とか「週に1冊」とか掲げると

このペースだと達成できなそうだなーと思ったときに

とたんにモチベーションが下がったりするタイプなので、

”それなりに"でぼかすことにした。

 

技術書を月2冊、技術書以外も月2冊、

くらいのペースをイメージしているけど、

そのペースを守ることを目標にはしない。

 

ペースが遅れても、読み続けることが目標。

 

2. システムアーキテクト試験に受かる (優先度:低)

情報処理技術者試験の高度試験の一つ、

システムアーキテクト試験に合格しておきたい。

別に、今の仕事とはあんまり相関性無いし、

今後大規模基幹システム開発に戻るつもりも毛頭ないのだけれど、

パズルゲーム的な趣味と頭の体操を兼ねて。

 

午前2科目、午後2科目の4つの科目から成る高度試験は

一つの資格試験に合格すると、

そこから2年間は午前の1科目の試験が免除になる。

 

1年半前に受かったデータベーススペシャリストの優遇が

今年で切れてしまうので、今年受けて受かっておきたい。

 

 

あとは思いついたときにでも足して行こうと思う。

選択して終わり、なんて時代はとっくに終わっているのだから

選択して終わり、なんて時代はとっくに終わっている。
 
そんなこと言うと「当然でしょ、分かってるよ」と思う人が多いだろうが、
これをちゃんと自分に落とし込めていない人はたくさんいると思う。
かくいう自分も二度目の転職を終えるまではその一人だった。
 
 
一流の有名企業、今をときめくスタートアップ企業、
どんな企業でも
その会社に入ったら自動的に、
成功できる、キャリアアップできる、
成りたい自分になれるわけではない。
 
メガベンチャーだ、ユニコーンだ、と言われる企業に入社しても
結局、鳴かず飛ばず
チームの成功に貢献することも、自分を成長させることもできずに
会社を後にすることになる人も少なくはない。
 
そんな人は、能力が低かったのだろうか、
おそらく違う。
 
その人は、
真の意味で、その企業に合っていなかったのだと思う。
もっと言えば、
真の意味で、その会社を好きになることが出来なかったのだと思う。
 
 
会社はあくまでフィールド、自分を引っ張ってくれる存在ではない。
会社の義務は、社員を引っ張ることではなく、
全力で仕事をするのに魅力的なフィールドを提供すること
 
だとすれば社員の義務は、
自分が成功したい、キャリアアップしたい、
成りたい自分に近づきたいと考えた時、
 
いかに引っ張ってくれるように思える企業ではなく、
いかに、自分が そこでの仕事を全力で全うしたいと思える企業を選択するべきだ。
 
以前、自分がこの悩みを持っていたときに
貰った言葉をここに残したい。
 
 
「正解の会社を選ぶんじゃないよ。
失敗だろうが、自分で正解にできる会社を選ぶんだよ」
 

ブログを始めるに当たって

これからブログを始めようと思う。
 
今後ここに訪れてくれた方と、自分に対して、
方向性は変わるかもしれないけれど、
こういうつもりでブログを始める、という目的を書いておこうと思う。
 
このブログは、
技術ブログでもなければ、
便利な〇〇10選!のような商品紹介ブログにする予定もない
 
自分が考えていること、
企業や社会、人生について
その投稿時点の自分の想いを
形にしておく為に書きたいと思う。
 
 
プロフィール
20代半ば
既婚
 
経歴
ITコンサル→ 新規事業企画 →エンジニア
 
右葉曲折ある経歴になってしまったが
点と点を線に出来た部分も
それなりにあると思う。
 
もちろんそうでない部分もある。
 
業務を通して、また自身の二度の転職活動を通して
様々な組織や、人、価値観に触れてこれたように思える。
 
それらを通じて感じたことなども
これからここに綴っていけたらと思う。